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旧有路家住宅 最上町

旧有路(ありじ)家住宅


所在地 山形県最上郡最上町大字堺田59番地の3


指定物件 主屋


建設年代 江戸中期(1661~1750)


特徴等 国境の上層農家で駅所の造


所有形態 最上町


概要


芭蕉が訪れたと伝えられる家。有路家のある堺田は新庄戸沢藩領で、仙台伊達藩との国境の集落である。主屋は南面し、寄棟造茅葺で、基本的には直屋であるが、正面入り口土間をわずかに突出させて大きな切妻破風の庇をつくっている。建物の特色は、役屋(村役場)としての性格を持ち、さらに問屋や旅宿の機能を備えた国境の庄屋屋敷にふさわしい住宅である。


芭蕉の句「蚤虱馬の尿する枕もと」

奥の細道より、封人(ほうじん)の家風雨荒れ三日逗留す。


旧有路家住宅 最上町

旧有路家住宅 最上町

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