櫻井(さくらい)家住宅
所在地 島根県仁多郡奥出雲町上阿井
指定物件
主屋、釜屋、後座敷、古蔵、東土蔵、南ノ新土蔵、西新土蔵、文久土蔵、厩
附=御成門1、金屋子神社1、家相図2
建設年代 主屋=江戸中期(元文3年=1738年)
特徴等 江戸期の鉄山師屋敷
所有形態 (有)可部屋林産、(財)可部屋集成館
概要
櫻井家は元和元年(1615年)大阪夏の陣で討死した塙団右衛門の末裔で、江戸時代は山林地主として、また踏鞴(たたら)製鉄業者として繁栄した。享和3年(1803年)初めて七代藩主松平治郷(不味)公の御成を迎えたとき造られた表庭の日本庭園「岩浪の庭」はすばらしい。そのとき主屋東面の表庭に面して「上の間」をしつらえている。