佐藤(さとう)家住宅
所在地 新潟県岩船郡関川村大字下関
指定物件 主屋、新座敷、上土蔵、米土蔵、新土蔵、門長屋、土地
建設年代
主屋=明和2年(1765)
普請帳・新座敷=大正15年(1926)
上土蔵=明和5年(1768)
米土蔵=安永4年(1775)
新土蔵=明治25年(1892)
門長屋=明治~大正(1686~1926)
特徴等 撞木(しゅもく)造りの大規模農家、普請関係文書が豊富
所有形態 私有
概要
佐藤家住宅は、米沢街道に面して構え、下関では渡部家に次ぐ大地主で、江戸期には庄屋も務めた。
主屋は撞木(しゅもく)造茅葺屋根である。この主屋には「家作大工木挽人数扣帳」などの普請帳が揃っている。広い敷地と規模の大きな主屋、土蔵などの附属屋が揃った佐藤家は、江戸時代からの有力地主層の住宅としての形態をよく留めていて貴重である。