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星名家住宅 十日町市

星名(ほしな)家住宅


所在地 新潟県十日町市上野甲1045番地


指定物件 主屋、米蔵(第1号蔵)、米蔵(第2号蔵)、質蔵(第3号蔵)、

宝蔵(第4号蔵)、家財蔵(第5号蔵)、雑蔵(第6号蔵)、土地


建設年代


主屋=天保13年(1842)

普請帳、第2号蔵=宝暦10年(1760)以下略


特徴等


小千谷街道沿いに建つ大地主の家、主屋は大規模で上質な建物、座敷部は書院造り、土間部は豪壮な梁を組む


所有形態 私有


概要


星名家は中世末期に信濃保科(しなのほしな)から当地に移り住んだと伝え、江戸時代元禄年間には、酒造業を営んでおり土地の集積も相当に進んでいたと思われる。以後、家業は着実に伸び、魚沼地方における大地主層としての地位を築き、明治32年に酒造業を廃止した。敷地は信濃川左岸の河岸段丘上を通る小千谷街道の東側にあって広大な面積を占めている。

主屋は街道に西面して建つ、この背後の敷地の南北両辺に沿って米蔵・質蔵・家財蔵などの土蔵各三棟ずつが棟を列ねて2列に並ぶ。主屋は屋根が鉄板葺(旧こけら葺)の切妻造一部二階建てとし、正面は一間の土庇を下して格子を嵌めた町屋造となる。規模は桁行17間・梁間はダイドコロ部分で10間半と大きく、さらに背面中央部に裏中門を付属させている。特にチャノマは高い位置に竿縁天井を張り、広さが36畳敷もある建物の見どころの一つでもある。


星名家住宅 十日町市

星名家住宅 十日町市

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