豊田(とよた)家住宅
所在地 奈良県橿原市今井町3丁目
指定物件 主屋、納屋
建設年代 主屋=寛文2年(1662年)、鬼瓦銘
特徴等 今井町で今西家に次ぐ古い町家
所有形態 私有
概要
豊田家住宅は称念寺に程近い南に御堂筋、東に小路のある角地にあり、江戸時代には材木商・牧村氏の住宅で現在の豊田氏が取得したのは明治元年のことである。
主屋は南面し入母屋造り・本瓦葺2階建で内部の東側は正面東寄りにシモミセのある通り土間で、西側の床上部は2列3室の六間取り平面を持つ。床上部上手西側の妻は壁でなく開口となり半間巾の縁が取り付いている。