小川(おがわ)家住宅
所在地 京都府京都市中京区大宮通御池下ル三坊大宮町
指定物件 主屋、土蔵2棟
建設年代 主屋=江戸後期(1829年)
特徴等 京都に於ける大名の宿泊施設
所有形態 私有
概要
当家は、二条城の南方に位置し、大名等が宿泊する施設に当てられたことから、二条陣屋とよばれる。また小川家は、米屋や生薬屋を営む商家でもあった。敷地は東側の大宮通に面し、二階建ての建物は前面の居住棟と背後の座敷等からなり、切妻・入母屋造り・桟瓦葺で、外壁は漆喰塗りこめとしている。各室の意匠は贅を凝らしたもので、特に京壁の古い
仕様が残っている点で貴重である。