伊佐(いさ)家住宅
所在地 京都府八幡市上津屋浜垣内
指定物件 主屋、長蔵、内蔵、東蔵、乾蔵、宅地
建設年代 主屋=享保19年(1734年)、棟札
特徴等 蔵や堀跡など屋敷構えが残る、主屋は整形四間取りを基本に豪壮で質も高い
所有形態 私有
概要
木津川の堤と敷地北の竹薮を挟んですぐの場所に位置する伊佐家は代々庄屋を勤めた家柄でである。主屋は南面し入母屋造り・茅葺及び桟瓦葺・壁は赤壁で、増築のために西棟は前後にずれ、正面と両妻前半は茅で分厚く葺かれ、それ以外は桟瓦葺とする。東寄り平入を入ると台所機能の土間があり、床上部は土間入り口にウチゲンカンを構え、現在は六間取りとなっているが当初の間取りは整形四間取りであった。伊佐家は広大な敷地に正面の長蔵のほか主屋裏面に各蔵や付属施設があり庄屋の屋敷構えを示している。