旧作田(さくた)家住宅
所在地 神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-1 川崎市立日本民家園構内
(旧 千葉県山武郡九十九里町より移築)
指定物件 主屋
建設年代 17世紀後期
特徴等 分棟型(床上部と土間部)で床上部の大きな上層接客部分を持つ漁家・網元の家
所有形態 川崎市
概要
いわし漁で栄えた九十九里の網元の家である。作田家は分棟型民家であるが、土間が狭く、左側棟の主屋全体が床上部となっており、天井がなく壮観である。上手は玄関・中の間・奥と畳敷きの部屋が続き、奥は床の間・2段戸棚・平書院を備えた上層民家の接客座敷として整備されている。