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重文奥家住宅の茅屋根 蔵 木小屋 外回りの漬物小屋の修理工事状況報告 ‘第2報

1 今月の作業


先月から修復作業が始まり監理事務所、導入路、勝手口(裏の入口)の解体、木小屋の一階部分の保管物の取り出しをおこなった。


今月の作業は先月の報告通り高木 竹林の伐採(主に木小屋、蔵の周り)資材搬入路の整備、小屋組みの解体(造作解体)である。                                             

         

2 小屋組みの造作解体と機材などの搬入路整備


裏口の造作解体

裏口の造作解体


裏口造作解体後   機材の搬入路整備と仮囲い  正面は母屋の勝手口

裏口造作解体後 

機材の搬入路整備と仮囲い

正面は母屋の勝手口

 


3 木小屋の周りの竹林 高木の伐採と廃材処理    


竹林伐採前(右端に木小屋の端が見える) 

竹林伐採前(右端に木小屋の端が見える)   


木小屋北側の竹林伐採後(木小屋北側)  木小屋南側の木も伐採

木小屋北側の竹林伐採後(木小屋北側)

木小屋南側の木も伐採



木小屋北側                    2階に木材、茅(70年前のもの)その他がある。

木小屋北側                  

2階に木材、茅(70年前のもの)その他がある。

これらのものは外部の足場ができて取り出す予定(安全対策)

 


4 その他


8月の主な作業は前述のとおりですがこのほかの作業として工事の安全確保、作業性の向上のため小屋、蔵周辺の木の伐採を行っている。


また所有者の仕事として蔵の整理を行っている最中である。

この準備作業は簡単にはゆかず、業者と進め方を検討中である。(内部修復工事には欠かせない準備作業である。)


この作業は所有者にとって大変困難なことで15年前母屋の修復工事では約1年半かけて進めたが今回はそのような余裕もなく私たちにとって厳しい作業である。

今後の検討事項といえる。(予算に経費組み込むようにする⁻外部業者に頼む)

   

また今回の工事で高木の伐採の専門業者が作業されているので今回の工事と無関係の家の近くにある古い桐の木4本を伐採していただくことにした。(経費自己負担 老木で今後倒木の危険性あるため) 

 


5 9月の工事予定


1  木小屋 外部足場組立 屋根足場組立 波板貼り 鉄板解体 筋交い補強 土壁養生固め 瓦解体 瓦検査 野地垂木解体   木小屋2階残材搬出

2  蔵(土蔵) 外部足場組立 波板貼り

3  物置・漬物小屋 木小屋隣接壁解体

                                        


以上

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